
拉致・監禁事件 Vol.4
こんにちはコツミです🌸
やっと!ワンちゃんを自宅まで連れ帰ってきました…。長かった!
しかしここからが本番です。
めっちゃ鳴くじゃん

自転車ちゃんの大活躍で、自宅の物置に連れて帰ってこれたは良かった。
しかし、慣れない環境でワンちゃんめっちゃ鳴いてました。
「やばい、家の人達にバレる…。」
焦りが募る中、野菜ちゃんが持ってきていた犬用のおやつをあげると、
大人しく食べ始めました。
「そうだ!家のハムもう少し持って来よう。」
※塩分高いのであげちゃダメ
そう思いつき、物置の扉を開けたら、
仕事から帰ってきた我が家の母と鉢合わせしました。
「何を連れてきた。」
あの時の母上の低い声は忘れられません。
交渉と尋問

母に経緯を説明し、家で飼いたいと懇願。
実は連れてくる前に、数日かけて小出しで迷い犬が通学路にいることは伝えてました。
「やっぱり連れてきたか。朝から怪しいと思ってたわ。」
隠密行動バレてるやないか。
まあ、そこまで想定してくれていたなら話は早い。
「じゃあ飼ってもいいでsy」
「無理。余裕無いし犬苦手。」
食い気味の台詞と、低い声に圧倒され、
その場に居た非力な小学生女児4人はひるんだ。
こうなったら根比べです。
いくらダメとは言え、
連れてきた犬を戻してこいとは言えない母につけ込み、
泣き落としにかかりました。
すると段々、母も疲れてきたのか
質問の方向性が制約に変わってきました。
Q.散歩朝晩毎日いけるのか?
A.行きます。責任持ってやります。(数年後行かなくなる)
Q.ご飯も毎日決まった時間にあげれるのか?
A.あげます。忘れません。(数年後母の担当になる)
Q.毎年行ってた旅行行けなくなるけどいいのか?
A.犬がいれば毎日幸せ
Q.資金どうするつもりか
A.お小遣いから出します。(月3000円の小学生の小遣いでは不可能)
Q.最期まで面倒みれるのか、先に死んじゃうんだよ。
A.それは家族皆でやろう?( ´_ゝ`)
ここまで尋問した母は、ため息混じりで根負け。
ついに母の許しを獲得しました。
しかし、ここまでの説得で死力を尽くした私は忘れていた。
「じゃあおばあちゃん説得して。」
母よりもおばあちゃんが鬼門だということを。
そして私が大泣きしてる最中、
ワンちゃんはおやつ食べてました。