職業紹介

【職種紹介】貿易事務

こんにちはコツミです🌸
今回は貿易事務のご紹介です。

貿易事務は専門用語や業界知識、果ては英語力まで必要だったりと、
覚えることや、取得するスキルレベルが高く、何かと大変なお仕事です。

一方で「給与が高い」「英語を仕事で使える」など利点もある為、
キャリアアップを見込める職種です。

貿易事務を理解する上で知っておきたいこと

まず貿易事務を理解する上で知っておきたいのは、
品物の輸送・輸出には大きく二種類の手段があります。

一つは、船会社が用いる海上輸送です。
海辺の町に行くと、大きなコンテナを積んだ船を見かけることがありますが、
これが国内外に輸出・輸入されている船です。


二つ目は航空会社が用いる航空輸送です。
航空会社といえばJALや ANAなどの大手企業があります。
これらの企業は、直接輸送を依頼されるのではなく、
フォワーダー(輸送手段を持たない貨物輸送業者)や航空貨物代理店が間に入り、
必要書類の作成や調整を代行します。

ちなみに日本では輸出・輸入ともに海上輸送の方が多いです。
その理由は、海上輸送の方が航空輸送より輸送費が安いからです。

貿易事務の仕事内容

貿易事務のメイン作業は以下の通りです。

貿易書類とは、輸出・輸入に関する書類全般を指します。
特に多く取り扱う書類について、詳細を記載します。

  1. インボイス(Invoice・商業送り状)
    →輸出する品物の品名や種類、数量、価格、代金支払い方法などを明記した書類
  2. パッキングリスト(Packing list・梱包明細書)
    →輸出する貨物の個数や重量、容積などが明記された書類
  3. 船荷証券(B/L・Bill of Lading)
    →貨物の引渡しに必要となる書類
  4. 信用状(L/C・Letter of Credit)為替手形(Bill of Exchange)
    →代金の支払い・回収に関連書類

この他の書類の作成に加えて、
国内の営業事務でも紹介した、受発注業務や納期管理も仕事内容に含まれます。

また、海外とのやり取りも多く発生する為、
英語の読み書きや、ビジネス会話は、全ての業務の中に必要と言っても過言ではありません。

特徴

この職種の特徴はなんと言っても、
「英語のスキル」と「残業時間の多さ」にあります。
英語は日常的に頻繁に使用することになるので、
多くの貿易事務の方は最低でもTOEIC700点は取れるレベルにいます。
一方で、英語のスキルがあれば貿易事務が出来るということではありません。
専門知識や業界知識の勉強は必須となります。

残業時間帯に関しては「10〜20h/月」程度と多めです。
その理由は、業務量の多さと海外との時差が関係します。
取引先企業の時差に合わせて業務外の時間での仕事をする必要があります。

スキル・資格

貿易事務の欲しいスキルは以下の通りです。

  • TOEIC700点以上
  • 貿易実務検定
  • Excel知識(データ入力/SUM関数/IF関数/VLOOKUP関数)

特にTOEICに関しては、
貿易事務をしている人の中で、持っていない人はいないくらいの資格です。
少なくとも700点は目安にしていただきたいです。

こんな人にオススメ

  • キャリアアップを目指したい
  • 英語を使用した仕事につきたい
  • バリバリ働きたい

とにかく忙しい職種の一つですが、その分やりがいを感じる職種でもあります。
海外での生活が長い人や、これから英語を使用した仕事に就きたい方にはオススメです。

まとめ

  • 日本では海上輸出が主流
  • 貿易書類の種類を覚える
  • 残業時間目安は「10〜20h/月」と多め
  • TOEIC700点以上は必須
  • キャリアアップを目指したい人にオススメ

国内の営業事務とは違い、スキルも高く、業務ボリュームも大きいですが、
得るものが多い職種です。
まずはTOEIC700点を目指して頑張りましょう!

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コツミ

bond.minny3776@gmail.com
はじめましてコツミです🌸 犬が大好きな千葉県出身の30代/犬を我が子のように愛していますが、犬からはゴミを見る目で見られがちです/同棲・結婚・生活スタイル・犬・職種紹介・初心者のブログについて書いてます♪/よろしくお願いします◎

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