
犬を飼う前に子供に話しておきたい6つのこと
こんにちはコツミです🌸
これまで捨て犬を拾った私の実体験を書いてきましたが、
飼うにあたって、親から何度も確認されたことがいくつかあります。
私自信も大人になり、新しくワンちゃんをお迎えした時に、
飼う前に覚悟したことも踏まえて6つ紹介します。
もしもお子さんが犬を飼いたいと言った時や、
犬を拾った時には必ず話しておいてください。
犬のお世話はどういうことをするのか

犬を飼うということは「命のお世話をする」ことです。
欠かさず毎日してあげなければならないことがあります。
- 毎日の散歩
散歩はワンちゃんの健康にも関わります。
運動不足になれば肥満の原因になってしまったり、足腰が弱くなってしまう為、
毎日欠かさずしてあげなくてはなりません。
また、ワンちゃんの種類や大きさによって運動量は異なります。
目安としては小型犬の場合、1日に1〜2回で30分〜1時間程度、
中型犬は1日に1〜2回で1時間程度、大型犬は1日に1〜2回で1時間〜2時間程度
お散歩をしてあげるようにしましょう。 - ご飯をあげる
3ヶ月〜半年くらいまでは1日に3回、成犬であれば朝夕の2回あげる必要があります。
同じ時間にあげないと、ワンちゃんはストレスが溜まりますし、
あげ忘れてしまうことがあれば、ワンちゃんがお腹を空かせてしまいますよね。
ご飯に関しても、犬種や年齢、避妊手術後のバランスを考えた食事など、
現在では多種多様なご飯が売っているので、色々試してあげるのも良いと思います。 - 遊んであげる
ワンちゃんは無条件で飼い主さんのことが大好きになります。
基本的にいつも遊んで欲しいと思っているので、
毎日遊んであげることで、ストレスの発散になります。 - 排泄物の処理
当たり前ですが、ワンちゃんは毎日おしっこもうんちもします。
おうちの中でした排泄物の処理はもちろんですが、
お散歩でした排泄物の処理もしてマナーを守りましょう。
記載した4つのことは、最低限毎日しなくてはいけません。
もちろんお子さんだけにやって貰うのは無理なので、
親御さんもやらなくてはいけない場面も出てきますが、
あくまでもお子さんが飼いたいと言ったら、お子さん自身に主体的にやってもらって、
親御さんがサポートする方が良いと思います。
しつけの必要性

家族全員でしつけをしてあげる必要がありますが、
特にお子さんは積極的にしつけを教えてあげる必要があります。
ワンちゃんは家族の上に立ちたがる習性があるので、
お子さんが家族で一番弱い存在ということはすぐに理解します。
その為、お父さんの言うことは聞くけど、お子さんの言うことは聞いてくれず、
お散歩中に怪我をしてしまう。なんてことがあります。
ワンちゃんが安全に暮らしていくためには、しつけをしてあげることが欠かせません。
危ない場面に出くわした時に、飼い主さんの言う事を聞いてくれなければ、
ワンちゃん自身が悲しい思いをしてしまいます。
しつけの仕方に困ったら、
YouTubeのドッグトレーナーさんのしつけ方法を参考にしてみてください。
理に適った方法で詳しく解説してくれているトレーナーさんがたくさんいます。
私のおすすめはドッグトレーナー 金倉高志さんです。
金倉さんはテレビチャンピオンでも優勝したトレーナーさんです。
お金について

ワンちゃんを飼うにはお金がかかります。
これは親御さんが出す費用になりますが、お子さんには「ただ可愛いがる」だけではなく、
その裏にある現実的な部分も知っておく必要があります。
食費、医療費、日用品、レジャー、美容など、
ワンちゃんも人間と似たような支出項目になります。
大きさや健康状態によっても変わってきますが、
ペット保険会社が公表している、おおよそのワンちゃんの生涯支出は、
1,700,000円にのぼるとも言われています。
生き物を飼うということはお金がかかります。
この現実も心に留めておいて欲しい大事なことです。
旅行の選択肢が狭まる
「犬がいると旅行に行けなくなる」一昔前はこれが常識でしたが、
最近ではワンちゃんと一緒に行ける旅行先が本当に増えました。
また、ペットホテルのサービスもあるので、利用するのも一つの手段です。
とはいえ、知らない環境に泊まりでワンちゃんを預けるのは不安だったり、
旅行先にワンちゃんを連れていくなら、泊まれる場所の選択肢は限られます。
また、お店や飲食店もワンちゃんを連れて入れるところと入れないところがあります。
常にワンちゃんも一緒に行けるところを探す必要があり、
自分の希望だけでは旅行先は決められなくなります。
毎年家族旅行に行っているご家庭では、
毎年の行事が少し変わるということも必ず話しておく必要があります。
犬の寿命を教えてあげる

残念ながら人間の平均寿命が70〜80歳に対して、
ワンちゃんの平均寿命は15歳前後です。
どんなに健康なワンちゃんでも、必ずお別れがくると言うことは絶対に伝えてあげてください。
お子さんにとっては15年というのはまだまだ先のことのように思えるかもしれません。
もしかしたら、ピンとこないお子さんもいるでしょう。
しかし、ワンちゃんの寿命は絶対に話しておいてください。
与えられたワンちゃんとの時間をどう過ごすか、
いつか考えられる時がくると思います。
その時にどう考えて、どう過ごせるかは、
お子さんにとってもワンちゃんにとっても、プラスにしかなりません。
最期までお世話をすることを約束する

ワンちゃんは拾ってくれたこと、一緒に遊んでくれたこと、
お散歩に行ってくれたことを絶対に忘れません。
大事に育てた分だけ、あなたの家族のことがとても大好きになります。
「見てるのが辛いから」という理由で、
見送ることを決して放棄しないことを、お子さんと約束してあげてください。
ワンちゃんが最期に一緒にいて欲しいのは、大好きな飼い主さんです。
また、ワンちゃんと長い付き合いになればなるほど、
別れがきた時のペットロスも大きなものになります。
その時に最期まで見届けてあげることで、飼い主さん自身も救われることが多くなります。
最後に
書いた内容は、私自身が初めてワンちゃんを飼った時に
母から口酸っぱく言われたことでした。
最初のワンちゃんは、18歳で天寿を全うしましたが、
記載したことを全て私が完璧に出来たというわけではなく、
今でもこのワンちゃんには、反省と悔いが残ります。
「犬の十戒」というものがありますが、
この十戒を体現してくれたのが実家のワンちゃんだったと思います。
一緒に成長し、時には遊び相手、時には悩み相談。そして命の儚さを教えてもらいました。
現在、同棲している家でワンちゃんを飼っていますが、
当時のワンちゃんにしてあげたかったこと、してあげなきゃいけないことをしようと思っています。

飼い主さんと少しでも長く、素敵な時間を過ごせるように願っています!